みなさんが普段何かを食べたり飲んだりする時に美味しい、不味いなど感じるのは味覚があるからですね!
今回は味覚に関するシンプルなクイズを1つ出します!
何割くらいの人が答えられるのでしょう?
問題
①甘未
②辛味
③塩味
④酸味
⑤苦味
⑥うま味
回答の前に、まずは味覚について色々と考えてみましょう!
色々な味覚
みなさんが食べたり飲んだりする時に感じる感覚として、どのようなものがあるでしょうか。
・タバスコを舐めた時に感じる、からーい!という感覚
・塩焼きにした魚を食べたときに感じる、しょっぱーい!という感覚
・レモンをかじった時に感じる、すっぱーい(>.<)という感覚
・ブラックコーヒーを飲んだ時に感じる、にがーい!という感覚
・なんというか、うまーい!という感覚w(無理矢理ですねw)
だいたい、こんな感じですかね?w
ということは・・・
味覚の種類は6種類全部・・・?
それじゃあクイズとして成り立たないですねw
舌にある味蕾(みらい)
人間の舌には、食べ物の味を感じる味蕾と呼ばれる小さな器官があり、その数は約10,000個にもなると言われています。
舌の先端は甘味を感じやすいなど、その場所ごとに異なる味を感じると言われていますが、実際には味蕾は全ての味を感じることができます。
舌で感じる味覚は5種類
ドイツの心理学者ヘニングが、甘味、酸味、塩味、苦味の4つの味とその複合で全ての味覚を説明する4基本味説を提唱しました。
しかし、1908年に日本の池田菊苗がうま味物質を発見し、このうま味が4基本味では説明できない為、日本ではこれが基本味として認識されました。
西洋ではしばらく4基本味説が支持されていた為、うま味が認められたのは最近のことだそうです。
現在は、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つが五基本味と定義されています。
答えはこれ!
ということは・・・
五基本味に該当しないものは味覚に含まれないので、②辛味が正解です!
えー!!
だって、辛いカレーを食べたとき、辛い!って感じるし、唐辛子を食べたときも辛いって感じるし、辛味も味覚でしょ!!
って思いますが、生理学的定義に基づく味覚には含まれません。
辛味は味覚ではなく痛覚と定義されます。
なるほど!確かに辛い物を食べると、辛いというより痛いという感覚になりますねw
ちなみにもう1つ渋味も味覚には分類されていませんが、苦味と似ていて、第6の味とすることもあるそうです。
まとめ
世の中に数えきれないほどの食べ物や飲み物がありますが、その美味しい、不味いなどの味が、たった5種類の味覚の組み合わせでできているなんて不思議ですねw
辛い物を食べると痛いから、辛味は味覚ではなく痛覚だ!
と覚えると忘れないですね!
コメントを書く