この春から新社会人となる方や、今まで接客業だった方が転職をして企業を相手に仕事をするようになったなどで、改めてビジネスの場での言葉遣いを確認することもあるかと思います。
今回のテーマはとてもシンプルで簡単なものですが、いざ説明を求められると答えられない方もいるかもしれません。
あなたがもし先輩社員で、新卒や後輩から質問された時に答えられないと恥ずかしいですねw
是非、この機会に確認してみてください!
「御社」と「貴社」の違いって何?
「御社」も「貴社も、どちらも相手の会社のことを指す言葉です。
では、どのように使い分けるのでしょうか?
実はとてもシンプルです!
「貴社」:書き言葉
これだけなんです!
面接や商談で相手の会社のことを話すときは、
「御社の技術力を是非ともどーたらこーたらー」
という具合ですね!
逆に履歴書やメール、提案資料などの書面では「貴社」を使います。
履歴書に
「貴社の規定に従います。」
なんて書いたことがあるのではないでしょうか。
1度わかってしまえば、簡単なことですね!
その為、「様」を付けて「御社様」や「貴社様」とすることは二重敬語にあたりますので、間違えて使わないようにしましょう!
「弊社」と「当社」の違いって何?
「御社」と「貴社」の違いはバッチリというあなた!
「弊社」と「当社」の違いは説明できますか?
どちらも自分の会社を指す言葉です。
「弊社」の方が、よりへりくだった印象を与えることができますね。
これらには厳密に使い分けのルールはありませんが、一般的には
「当社」:社内の人間に対して使う
というのが多いようです。
取引先に
と話したり、
社長が新卒に向けて今後のビジョンを語るときに
などと話したりしますね!
「弊社」は社外、「当社」は社内というように使い分けましょう!
おまけ(「御中」と「様」の使い分けって?)
「御中」と「様」の使い分け、できていますか?
これも意外と理解していない方が多いと感じることの1つです。
すごく簡単なことなのですが、社会人になって先輩社員に教えてもらう時に、間違った使い方のまま教わっているケースが多いのではないでしょうかw
上司や先輩が知っていれば、間違いなく指摘されるはずですw
このルールはシンプルです。
「様」:特定の誰かに送る時
です。
名前がわからないけど、組織の中の誰か宛に送るときは「御中」を使って、名前がわかるときは「様」を使います。
ということは…
「御中」と「様」の併用はあり得ないわけですね!
間違ってる方も結構いるので、分かりやすく使い方の例をまとめました!
◯ 株式会社■■ 人事部 佐藤様
✖ 株式会社■■御中 人事部 佐藤様
特定の誰かが分からないときは「御中」で、特定の個人が分かるときは「様」を使います!
これでもう、明日から間違わないでメールや文書が送れますね!
まとめ
今回は、比較的簡単な初歩的な内容でしたが、それでも読んでみて「やばい・・・」って思った方もいるのではないでしょうかw
またいつか別の機会に、ビジネスメールや敬語についてお伝えしますので楽しみにしていてくださいね!
明日から正しい言葉を選択して、よりできる社会人を目指しましょう!
コメントを書く