仕事をしていると、費用対効果という言葉をよく耳にすることがあります。
もしくは使っている人も多いかもしれません。
今回は、ROIとROASの違いについて紹介します!
ROIとは?
ROIとはReturn On Investmentの略語です。
投資したコストに対して、どれだけ利益が出せたかの指標となります。
計算式は以下の通りです。
例えば利益が50,000円の商品を売る為に、10,000円の投資をしたとします。
50,000円÷10,000円×100=500%
ROI=500%となりますので、1円の投資額に対して5円の利益が出る計算ですね!
ROASとは?
ROASとはReturn On Advertising Spendの略語です。
投資した広告費用に対して、どれだけ広告経由で売上が取れたかの指標となります。
計算式は以下の通りです。
例えば広告経由の売上が100,000円で、広告費として10,000円を使ったとします。
100,000円÷10,000円=1,000%
ROAS=1,000%となりますので、1円の広告費に対して10円の売上が出る計算ですね!
ROIとROASの違いとは?
どちらも投資に対しての成果を表す指標なのでよく間違ってしまう方もいます。
一般的にはROIの方が認知されているようですね。
その為、まずはしっかりとROIとROASの違いを説明していく必要があります。
ROASは売上に対する指標
これを間違えないようにしましょう!
ROASが100%以上でも失敗?
例えば1個5,000円で仕入れたバッグを10,000円で販売するとします。
1個売れると利益が5,000円です。
広告費を70,000円かけて、10個売ることができました。
100,000円÷70,000円×100=142.86%
ROASで100%を超えていますね!
では次にROIを見てみましょう。
※計算を分かりやすくする為に、その他の経費は考えないものとします。
1個売れると5,000円の利益が出るので、今回は10個で50,000円の利益です。
50,000円÷70,000円×100=71.43%
このようにROASが100%以上でも、ROIが100%未満であれば利益はマイナスとなってしまい、今回の広告戦略は投資としては失敗となります。
その為、必ずROIとROASの両方を算出していく必要がありますね!
まとめ
言葉の意味を正確に理解して、数字を分析していくことが必要ですね!
そして常に売上額と利益率を確認しながら、同様の内容を継続していくのか、思い切って打ち切って他の施策を検討するのかなど、判断が必要となります。
仕事をしていく上で必要な言葉の意味などは今後も紹介していきますので楽しみにしていてくださいね!
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