利息の計算方法って?利子と利息の違いって何?

利息の計算方法って?利子と利息の違いって何?

先日、友人からこんな話をされました。

はーじーめてのー あこーむ♪(初めてのアコム)してみうようと思うんだけど、利息の計算方法って知ってる?
どれぐらいかかるのかわからなくて怖くてw

なるほど。

たしかに今まで利用したことがない人は、こういった詳細はわからないですよね。

あ、もちろん私も利用したことはないですよ!w

友人や会社の先輩などに、利息の計算方法や、そもそも利子と利息の違いについて聞いてみると、知っている人が意外と少ないことが判明しました!

ちなみに計算方法は難しいものではないので、1回覚えれば忘れることはないでしょうw

日常生活で、無縁の人はホントに無縁なこの金利や利子、利息の計算方法などについて紹介します!

そもそも金利とは

そもそも金利とは何でしょう?

これは、わかる方が大多数だと思います!w

そうですね、借りたお金を返すときに払う利息を決める割合のことです。

金利は「%」で表示されます。

利息と利子の違いとは

利息と利子、どちらも貸し借りした金額に対して決められた割合で支払われる対価です。

どちらも同じ意味だと思って問題ないですが、このように使い分けられることが多いですね。

お金を借りた場合に支払うものが利子

お金を貸した場合に受け取るものを利息

法律用語としては、通常、利息を使います。

銀行預金では利息を使いますが、ゆうちょ銀行では利子と呼びます。

今回は、「利息」を使って説明していきます。

カードローンやキャッシングは年率

カードローンやキャッシングの金利は基本的には年率です。

例えば100,000円を金利18.0%で借りて1年後に返済する場合

100,000円 × 18% = 18,000円

このような計算になるので、利息として18,000円を多く払わなければいけません。

1ヶ月の利息の計算方法

年間で支払う利息は借りた金額に年率をかけるだけなのですぐに計算できますね。

それでは、1ヶ月で発生する利息はどのように計算するのでしょうか。

次の式に当てはめることで計算することができます。

利息 = 元金 × 金利 ÷ 365日 × 借入期間

では実際に計算してみましょう。

例)100,000円を金利18%で借りて1ヶ月(30日)で発生する利息を計算する場合

100,000円(元金) × 18% ÷ 365日 × 30日 = 1,479円

つまり1ヶ月で発生する利息は約1,479円となります。

このように、カードローンやキャッシングの利息の計算は、基本的に日割り計算で求めます。

毎月分割返済する時の利息の計算方法

年率18%だとしても、お金を借りる人の多くは分割で毎月返済していきます。

その時の計算はどのようにするのでしょうか。

この時も先ほどと同じ計算式になります。

利息 = 元金 × 金利 ÷ 365日 × 借入期間

では、先ほどの例で、元金を毎月10,000円ずつ返していくとどうなるか見てみましょう。

例なので、毎月が30日と仮定して計算します。

1回目の返済額
元金:100,000円
利息:100,000円(元金) × 18% ÷ 365日 × 30日 = 1,479円
返済額:10,000円 + 1,479円(利息) = 11,479円

2回目の返済額
元金:90,000円(1回目に10,000円を返済済みの為、100,000円 – 10,000円 = 90,000円)
利息:90,000円(元金) × 18% ÷ 365日 × 30日 = 1,332円
返済額:10,000円 + 1,332円(利息) = 11,332円

3回目の返済額
元金 :80,000円(1、2回目で合計20,000円を返済済みの為、100,000円 – 20,000円 = 80,000円)
利息 :80,000円(元金) × 18% ÷ 365日 × 30日 = 1,184円
返済額:10,000円 + 1,184円(利息) = 11,184円

このように、返済が続いていきます。

2回目以降の利息と借入期間は以下のように計算します。

利息 = 残りの元金 × 金利 ÷ 365日 × 借入期間(日数)
借入期間 = 前回利息を支払ってからの期間

実質年率とは

多くのキャッシングやカードローンのホームページや広告には「実質年率」と書いてあります。

どういう意味なのでしょうか。

これは、諸費用を含めた金利ということを表しています。

もしもAさんがキャッシングを申し込んだとします。

するとその会社は、Aさんに社会的信用があるか、返済能力はあるかなど、様々な調査をします。

当然その審査には、人件費や書類作成費用などの費用が発生します。

これらの費用を利用者のAさんが負担をするわけなのですが、申込み毎に費用計算をしていると非常に手間になってしまいます。

その為、諸費用を含めて実質金利としてまとめて請求することになっています。

実質年率の表記については、法律で表示義務もあります。

これによって返済する側も、利息以外に思ってもいなかった手数料や保証料などを請求される心配もありません。

まとめ

今回は金利や利息についての簡単な説明と、利息の計算方法についてお伝えしました。

日常では特に触れる機会がない人も多いかと思いますが、利息の計算方法を知っておいても損はありません。

ご利用は計画的に!w

 

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