身近にあるギネス認定の野菜!実は夏野菜のきゅうり!

身近にあるギネス認定の野菜!実は夏野菜のきゅうり!

突然ですが、きゅうりって、どんなイメージですかね?w

なんか特別にすごいものがあるというイメージはない方が多いと思いますw

きゅうり農家さん、すいませんm(__)m

そんなきゅうりですが、意外にもギネスに認定されているって知っていましたか?

○○が凄くて認定!

ではなく・・・

○○がなさすぎて認定!

なんですw

「世界で最も栄養の少ない野菜」ではない?

きゅうりって、栄養が少なすぎてギネス記録に認定されたらしいよ!

なんてことを聞いたことがある方もいるかもしれません。

でもこれは実は正しい情報ではありません!

ギネス記録には『Least calorific fruit』として登録されています。

直訳すると「最もカロリーの低い果実」となります。

きゅうりは100グラムあたり約14キロカロリーと、確かにカロリーは低いんです。

だからと言って栄養素が全くないわけではありませんw

また、ギネス記録では「fruit」なので、他の果実と比較した場合に最も少ないというわけです。

植物学上、果菜は果実に含まれます!

ですので、野菜の中で最もというわけではないんです。

こういった分類や直訳などが誤って伝わり、いつの間にか「世界で最も栄養の少ない野菜」という認識を生んでしまったようです。

きゅうりにだって栄養はある!

では、きゅうりにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか。

きゅうりは全体の90%以上が水分です。

その他に、ビタミンC、カロチン、カリウムなどの栄養素が含まれています。

しかし、いずれも含有量は非常に低いですw

きゅうりの生態

つる性の植物で、温暖な気候を好みます。

栽培されているきゅうりの3分の2は生で食べることができます。

雌雄異花ですが、単為結果を行うので、雄花が咲かなくても結実します。

雌雄異花って?
1つの個体に雄しべだけの雄花と、雌しべだけの雌花を咲かせる植物のことです。
単為結果って?
受精が行われずに子房壁や花床が肥大して果実を形成することです。

きゅうりの歴史

きゅうりは栄養価が低いですが、水分を多く含むことから暑い地方では水分補給用の食材として重宝されていました。

日本では1500年ほどの歴史がありますが、完熟すると苦味が強くなるため、昔は人気がある野菜ではありませんでした。

昔は熟してから食べていたようですね。

現在は、熟す前に収穫して食べています。

きゅうりの食べ方

生のまま味噌を付けて食べたり、サラダや酢の物、和え物、塩もみなどで食べることが多いです。

また、奈良漬けやわさび漬け、ピクルスやオイキムチなどの漬物としても利用されます。

きゅうりには歯ごたえもあり、すっきりとした味わいがあります。

きゅうりのイボ

きゅうりには薔薇のトゲのようなイボがありますが、これは鮮度が落ちると柔らかくなっていきます。

その為、硬いイボがあるほうが新鮮だという目安になりますが、最近ではイボの無い品種も開発されている為、一概には言えません。

まとめ

身近なきゅうりがギネス記録に認定されているとは驚きですね!

しかし、食べたら美味しいきゅうり!

栄養が少なかろうが、そんなの関係ありません!

今年の暑い夏も、きゅうりとビールは最高の組み合わせでハッピーに乗り切りましょう!

 

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