自動販売機は、今ではみなさんの日常生活にはかかせないものになりましたね。
今回は、普段は何気なく使っている為に気づかない自動販売機の色々なことを紹介します。
へぇ~と思えることが1つは見つかるかもしれません!
世界で初の自動販売機は古代エジプト
世界で初めての自動販売機は、聖水を購入する為のものでした。
寺院に設置され、硬貨を投入するとその重さで栓が開いて蛇口から水が出るという仕組みでした。
単純な仕掛けなので、もしかしたら硬貨以外の物なども入れられていた可能性はありますねw
日本の自動販売機の歴史
日本では明治時代に自動販売機が作られましたが、その時代に試行錯誤したものは一定レベルのクオリティを出せず、普及しませんでした。
大正13年(1924年)に袋入りのお菓子の自動販売機を製作し、これが日本初の普及型の自動販売機とされています。
昭和30年代前半に実用化の時代に入り、昭和40年代に急速に普及しました。
昭和42年(1967年)には国鉄が都市部で近距離乗車券発行用の自動券売機の全面的な導入に踏み切ったことも大きな要因です。
その後、日本全国でどんどん設置が進められ、平成12年(2000年)に560万台とピークを迎えます。
自動販売機で買える色々な商品
飲み物から食べ物、新聞や名刺、印鑑など、様々なものが自動販売機で購入できますね。
そんな中でも特に変わっているものを紹介します。
ちょっと大げさですが、グリコの自動販売機で10銭入れるとお菓子が出て映画の一部が流れ、終わると2銭のお釣りが出てくるもの。3話で完結の作品だったようです。
②缶ビールがケースで買える
日本で唯一、岐阜市には缶ビールをケースで買える自動販売機が存在するようです。
③カットしてあるリンゴ
皮付きと皮無しが選べ、カットしてあるリンゴが買えるというリンゴ好きにはたまらない自動販売機です。
④花(生花)
温度・湿度管理がされています。プレゼントされた花が自動販売機で買われていたらちょっとショックですね。
「売切」の表示になっていても、実は1本入っている
自動販売機で「売切」になると、
「あぁー、最後の1本を自分が買ったのか!買えてよかったー!」
などと思うこと、ありますよね!
実はこの「売切」の状態でも、1本は自動販売機の中に残っているんです!
え?じゃあなんで「売切」のランプが付くの?
と思う方もいるかもしれませんが、ここが日本人の気遣い、心遣いが表れている仕様なんです。
自動販売機って、「あったか~い」と「つめた~い」の商品がありますよね?
ですが、どちらの商品も補充する時点では常温、つまり「ぬる~い」の状態なわけです。
もし最後の1本まで売り切ってしまった場合、常温の1本が補充された時点で「売切」ランプが消えて購入できてしまいます。
真夏の暑い時に冷たい飲み物を買おうとして、補充されたばかりのジュースが出てきた場合、
ぬるっ!!(怒)
ってなりますよねw
真冬の寒い日に温かい飲み物が欲しくて買った場合、
ぬるっ!!(怒)
やっぱりなりますよねw
これでは残念すぎるので、補充後、冷たく(温かく)なるまでの時間を稼ぐために、1本だけは残った状態で「売切」にしています。
気遣い、心遣い、思いやりが詰まっています!
まとめ
今回紹介した内容以外にも、自動販売機には色々なことがあります。
実は全部に住所が付いていたり、10円玉を10枚入れてからおつりレバーを下げると、100円玉に両替できちゃうものだったり。
身近に当たり前にある自動販売機ですが、少し興味をもって調べると面白いことがわかるかもしれません!
おもしろい自動販売機、ありますよー!って人がいたら是非教えてください!
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