11月には2つの祝日がありますね。
1つは11月3日の文化の日。
もう1つは11月23日の勤労感謝の日です。
文化の日について知りたい方はこちらを読んでみてくださいね。
今回は勤労感謝の日について紹介します。
勤労感謝の日とは
国民の祝日に関する法律によると、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。
この祝日は1948年に制定されました。
勤労感謝の日の意味とは？
「働いているお父さんやお母さんに感謝をする日ですよ。日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを渡しましょう。」
と、仕事の苦労をねぎらい、感謝の気持ちを伝える日です。
しかし、この意味は本来の意味とは異なります。
勤労感謝の日の由来とは
もともと日本は全国各地で農業が盛んな農業国家でした。
また神への信仰心が強い日本では、古くから神々に収穫を祝う風習がありました。
収穫物はその1年を養う大切な蓄えとなる為、収穫物に感謝する大事な行事として新嘗祭（にいなめさい）が行われました。
これは飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まったと言われています。
しかし、戦後のGHQの占領政策によって、天皇や皇室に関係する行事と国民を切り離す動きがありました。
天皇という絶対的な存在を奪い、精神的に弱くする目的があったと思われます。
それまでは天皇と国民が一緒に行っていた新嘗祭が宮中のみで行われるようになり、国民からは切り離されました。
そして新嘗祭の代わりとして勤労感謝の日という本来の意味とは関係のない祝日が制定されてしまったというわけです。
勤労感謝の日の過ごし方
歴史的背景があって制定された勤労感謝の日ですが、現代では最初に述べたように「いつも働いてくれている父や母などに感謝をする」という意味で使われていますので、素直にその通りの過ごし方で良いと思います。
残業が多く大変な仕事をしながら家計を支えてくれるお父さんや旦那さん、いつも家事や育児を頑張ってくれているお母さんや奥さん。
自分の夢を実現させるためにがむしゃらに働いているパートナーなど、頑張って仕事をしている人はたくさんいます。
プレゼントを渡したり、感謝の気持ちを言葉にしたりすることで、お互いがより良い関係になっていくことでしょう。
勤労感謝の日に人気のおすすめプレゼント
世の中の男性陣に質問したいです。
最近、母親や奥様、彼女に何かプレゼントをあげましたか？
誕生日やクリスマス、結婚記念日などの「ベタなお祝い日」ではなく、何気ないタイミングでのプレゼントは非常に嬉しいものです。
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まとめ
勤労感謝の日について、今まで知らなかった歴史的な背景なども知ることができたので一つ豆知識が増えたのではないでしょうか。
また、普段から仕事に一生懸命な父親、母親、夫、妻、パートナーなど、感謝の気持ちを込めてプレゼントを送るのも素敵ですね。
プレゼントも素敵ですが、照れずに感謝を言葉にもしてみましょう！
