今日、8月9日についてご紹介します。
8月9日はどんな日?
8月9日は、1年の中で221日目(うるう年は222日目)にあたり、年末まではあと144日です。
1945年(昭和20年)のこの日午前11時2分、長崎市に原子爆弾が投下されました。毎年8月9日には、長崎市の平和公園で「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が執り行われ、犠牲になった方々への祈りと、世界の恒久平和を願う思いが込められています。3日前の8月6日の広島とあわせて、この時期は平和について考える大切な機会となっています。
そのほかにも、文化やスポーツにまつわる記念日がいくつか制定されている日でもあります。ここからは、そうした記念日をご紹介します。
記念日その1:ムーミンの日
フィンランドの児童文学作家トーベ・ヤンソン氏の誕生日(1914年8月9日)にちなんで制定された、世界共通の記念日です。
もともと日本国内では、ファンの間で「ム(6)ーミ(3)ン」の語呂合わせから6月3日がムーミンの日とされてきましたが、ムーミン誕生60周年を迎えた2005年、全世界で共通して祝える記念日にしようという声が高まり、著作権者であるフィンランド側の了承のもと、トーベ・ヤンソン氏の誕生日である8月9日へと改められました。
ムーミンは、見た目とは異なり実はカバではなく、伝説の生き物「トロール」をモデルに生み出されたキャラクターです。日本でもフィンランドでも、この日にはムーミンにちなんださまざまなイベントが各地で開催されています。
記念日その2:野球の日
「野(8)球(9)」の語呂合わせにちなんで、スポーツ用品店のエスポートミズノが提唱した記念日です。
全国高校野球選手権大会がちょうど開催される時期であり、野球への関心が高まる季節であることから、この日が選ばれました。
日本では、2月5日の「プロ野球の日」や6月19日の「ベースボール記念日」など、野球にまつわる記念日がほかにもいくつか制定されており、それだけ野球という競技が日本の文化に深く根付いていることがうかがえます。夏の甲子園をテレビで観戦しながら、母校や地元のチームを応援するのも、この時期ならではの楽しみ方のひとつと言えるでしょう。
記念日その3:ハグの日
「ハ(8)グ(9)」の語呂合わせにちなんで、広島市の市民グループ「89(ハグ)の会」が2007年に制定した記念日です。
ハグには、相手のぬくもりを直接感じることで、安心感や親密さを深める効果があるとされ、家族や友人、パートナーとの絆を確かめ合うきっかけとしても親しまれています。
この記念日は、言葉だけでは伝えきれない気持ちを、スキンシップを通じて表現してほしいという願いから生まれました。文化の違いから、日本では家族以外とのハグにまだ抵抗を感じる方も多いかもしれませんが、大切な人へ気持ちを伝える方法のひとつとして、この日をきっかけに意識してみるのもよさそうです。
記念日その4:忠犬ハチ公像再建の日
1948年(昭和23年)8月9日、東京・渋谷駅前に忠犬ハチ公の銅像が再建されたことにちなんだ日です。
初代の像は1934年(昭和9年)に建てられましたが、太平洋戦争中の金属不足により、軍需資材として供出され、姿を消してしまいました。
戦後、ハチ公の飼い主への忠誠心を伝える物語をあらためて多くの人に知ってもらいたいという思いから、初代の像を手がけた彫刻家の息子にあたる安藤士氏の手によって、現在の像が新たに製作されました。今も渋谷の待ち合わせ場所として親しまれるハチ公像には、こうした再建の歴史があったのですね。
まとめ
8月9日は、長崎原爆の日として平和について考える機会であるとともに、ムーミンの日や野球の日など、文化やスポーツにまつわる記念日も重なる日でした。
広島・長崎と続くこの時期に、平和の大切さについて、あらためて考えてみるのもよいかもしれません。
30代前半 男
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