有名な話なので、すでに知っている方も多いかもしれませんが、今回はベンツのライトにまつわる豆知識をお伝えしたいと思います。
ベンツに乗っている人はライトをつけるのが早い?
夕方、まだ暗くなっていないうちからライトをつけて走っている車がありますよね。安全の為にライトを早めにつけることはとてもいいことです。点灯忘れも防げます。
よーく周りを見渡すと、色々な種類の車が走っている中で、早めのライト点灯をしている割合が高いのがベンツだと感じるのではないでしょうか。特に最近のベンツはほとんど点灯していると思います。
ベンツに乗っている人は、安全運転を心がけている人が多いからなのでしょうか?
もちろんそう願いたいところなのですが、実はこれには理由があったのです。
ライトのON、OFFを切り替えるスイッチに注目してみよう!
車を運転したことがある方なら、当然夜間の運転の際はライトを点灯して運転しますよね?その際、ON、OFFの切り替えを運転席で行いますが、一般的な車のスイッチと、ベンツのスイッチをそれぞれ見てみましょう!
まずは一般的な車のスイッチはこんな感じです!
右側のつまみを前後に回してスイッチのON、OFFを含めて切り替えをしていきます。多くの国内メーカーがこのような形状のスイッチを取り入れているのではないでしょうか。私の車も同様の形状をしていて、薄暗くなるとくるっと回してライトを点灯させます。
では、ベンツのスイッチはどうなっているのでしょうか。
これがベンツのスイッチです!
よーく違いを見てみましょう!どこかにある決定的な違いに気が付きましたか?
デザインが違う!というのは、なしでお願いしますw
じーっくりと見てください!そろそろ気付いた方もいますよね?
答えはこちらです!
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なんとスイッチに「OFF」がない!
そうなんです!実はベンツのライトのスイッチにはONとAUTO(A)はありますが、OFFがないんです!AUTOというのは車が周囲の明るさを感知して、暗いと判断したら自動でライトが点灯するモードです。
ベンツは自動点灯モードと、意図的に点灯させるONはありますが、意図的にOFFにすることができないんです!
※全ての車種が該当するわけではありません。
メルセデス・ベンツの安全へのこだわり
メルセデス・ベンツでは、ヘッドライトの点灯忘れによる事故防止や安全性確保の為、2009年頃からライトOFFのスイッチがなくなっています。スイッチにあるのは「パーキングライト」「ポジション灯」「オート点灯」「点灯(ロービーム)」のスイッチのみとなっています。
周囲が暗くなった時に自動点灯するAUTOか、ONを選択しないといけない為、無灯火で走行することができなくなっています。メルセデス・ベンツの安全への高い意識が表れています。
交通事故ゼロを目指して。
事故調査から生まれる安全技術は多く存在します。世界に先駆けて1959年に「衝突実験」を開始し、1969年には事故調査チームを発足。以来4,000件以上の事故を分析してきました。
メルセデス・ベンツにとって「最良の安全性」とは、数年にも及ぶ入念な事故調査や、その結果に基づく改良の積み重ねから生まれるものであり、交通事故ゼロを目指す姿勢は決して変わることはありません。
「事故なき社会を目指す」メルセデスの安全思想、Intelligent driveについてはこちらから!
小さな改善でも顧客にとっては大きな満足!
ライトを消せないということは通常走行においては何も問題がありません。しかし、唯一困る場面がありました。それは機械式の屋内駐車場に駐車をする時です。
利用経験のある方はすぐに気付くと思いますが、前方にある大きな鏡を見ながら車をゆっくりと前進させて所定の位置に駐車します。
その際、ヘッドライトが鏡に反射して、非常に眩しいのです。ポジション灯もLEDで十分明るいため、どうやっても眩しい状況になってしまいました。
こういった声が多く届いたのか、最新の年式ではヘッドライトがOFFにできる仕組みになりました。
これでは以前の状態に戻ってしまったという声が聞こえてきそうですが、メルセデス・ベンツは日々安全の為に様々な改良を加え、より安全性の高い車を作り出してくれています。
こちらのサイトから、その最新技術を見ることができますので、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
事故のない社会を作るには、メーカーの努力だけでは絶対に実現不可能です。そこには車を利用するドライバーの安全に対する意識が必要不可欠です。
今日は、ちょっとした豆知識からメルセデス・ベンツの安全へのこだわりが見えてきたのではないでしょうか。
いつか私もベンツに乗れる日が来ることを願って、安全運転で今日も頑張っていきますw
豆知識と一緒に安全運転への意識も広めてくださいね!みなさんで一緒に事故のない社会を目指しましょう!
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