朝礼ネタ・会社スピーチなどに使える面白い雑学・おすすめ豆知識(多くの人が勘違いしている「高齢化社会」について)

朝礼ネタ・会社スピーチなどに使える面白い雑学・おすすめ豆知識(多くの人が勘違いしている「高齢化社会」について)

多くの人が勘違いしている「高齢化社会」について

先日、某テレビ番組で、アナウンサーの方がこう言っていました。

「超高齢化社会だから、ゆっくり話すことを意識しないといけません。」

アナウンサーだからって言葉を100%間違えないわけではないですし、全ての言葉の意味を完璧に理解しているわけではありませんよねw

100%正しいことしか話さない人間はこの世には存在しないと思いますw

さて、このアナウンサーの発言を聞いて私が思ったこと・・・

「超高齢化社会ではないな・・・」

どういうこと?w

と思った方も多いと思いますので説明します!

多くの人の認識は、

年配の方の割合が増えてきている今の日本の社会のことを「高齢化社会」という

と思っている方、多いと思います!

そして、それがさらにすごくなったから「高齢化社会」だと・・・

サイヤ人とスーパーサイヤ人みたいなw

なんとなくで「超」を付けていると思いますが、実はこれらの言葉にはちゃんとした定義があるのですw

「高齢化率」とは?

総人口に対して65歳以上の高齢者の人口が占める割合を指します。
この高齢化率が何%かによって、〇〇社会と定義されています。

「高齢化社会」の定義とは?

65歳以上の高齢者の人口比率が総人口の7%を超えた社会を「高齢化社会」と呼びます。
日本では1970年に7%を超えた為、そこから「高齢化社会」になりました。

「高齢社会」の定義とは?

65歳以上の高齢者の人口比率が総人口の14%を超えた社会を「高齢社会」と呼びます。
日本では1995年に14.5%に達しました。
その為、1995年以降は、「高齢化社会」ではなく「高齢社会」となりました。

「超高齢社会」の定義とは?

65歳以上の高齢者の人口比率が総人口の21%を超えた社会を「超高齢社会」と呼びます。
日本では2010年に23%を超えた為、既に「超高齢社会」となります。

まとめ

書いてある漢字の意味から、なんとなく意味を推測できて使えてしまう便利な日本語。
だからこそ、正しい意味を理解せずに雰囲気で使ってしまっている言葉も多いのではないでしょうか。

私が学生の時の教師が

「高齢化社会、高齢化社会と言われているが、実はそれは間違いで、日本は既に「高齢社会」なんです。」

と言って説明をしてくれました。

その教師の一言がなければ、「高齢化社会」という言葉に何も疑問も抱かずにいたと思いますし、今回のこの記事を書くこともなかったでしょうw
改めて教師が生徒に与える影響は大きいと感じましたw

みなさんも気になった言葉があれば、しっかりと調べて正しい知識を取り入れていきましょうw

 

朝礼ネタ・雑学などカテゴリの最新記事